リジョブという求人サイトをご存じでしょうか。

主にセラピストの求人を取り扱っている求人サイトなのですが、ここはサイトから応募して採用が決まると「お祝い金」というお金がもらえるサービスがあります。

本来これはリジョブからもらうものなのですが、僕の知人はリジョブからではなく採用が決まった店舗から手渡しでもらったというのです。

ちょっとグレーな話なのですが、裏ではとある理由があったようなのです。

リジョブは採用課金が高いことが理由

リジョブは求人広告を出すこと自体は格安で可能で、サイト経由で採用が決まった場合に課金するというシステム。

今回はこのシステムを採用した側の企業がうまく利用したということですね。

その知人は採用担当に次のように言われたようです。

「採用が決まったらリジョブに8万くらい払わなきゃいけないから、リジョブ上は不採用ということにして、お祝い金はウチから直接渡すという形でもいいですか？」

もちろん強要されたわけではなく、もしよければ協力してくれませんか？的なノリだったようです。

知人も同じ金額のお祝い金がちゃんともらえるのであればそれでいいと思ったようでOKしたということです。

確かに採用側の企業からすればそんな高い金額はできれば出したくないですよね。

でもたぶんこれ契約違反ですよね？

いや、僕がリジョブと契約したわけではないから正確なことはわからないですが、そんな気がします。

リジョブの対応

こういうことを考える企業が出てくるのはリジョブ側も想定内で、一応対応はしているようです。

求人へ応募した人には後日リジョブからメールがきて、いくつかアンケートの項目があったようです。

その中の一つに、

「採用された企業から採用となったことをリジョブに内緒にしてくれと言われていないか」

みたいな項目があったということです。

一応このようにちょっとした不正対策はしているようではありますが、これってほとんど意味ありませんよね？

だって、採用された人からすればリジョブにチクっても何の得もないですから。

むしろチクったことが企業にバレたら採用取り消しになるんじゃないかとか、そういうこと考えてしまいますよね。

不正対策をするならもっとうまくやらないと、リジョブは損するばかりだと思います。

まとめ

リジョブに限らず同じシステムを採用している求人サイトは、この問題にはもっとちゃんと対策する必要があります。

もちろん現状でも不正が発覚すればそれなりの対処をしているのでしょうが、基本的には企業と応募者の良心に頼っている部分が大きいのではないかと思います。

でも実際にそういったことがまかり通っている現状を放置すると悪化の一途です。

今後何か有効な手を打つことができるか、注目していきたいですね。