先日、Amazonの返品ポリシーが変更されました。
かなり厳しく変更されたのですが、これまでのAmazonが甘すぎたという方が正しいでしょう。
この変更によって今後Amazonはどう変わっていくのでしょうか。
どうも、リゲルです。
せどりをやっている人はAmazonのルール変更の情報は敏感にキャッチしていると思いますが、今回はこれまで納得いかない返品に頭を抱えていた販売者さんたちにとって、プラスとなる変更だと思います。
具体的に何がどう変わったのか見てみましょう。
変更内容
Amazonからの通知では次のように記されています。
購入者都合による返品で、使用済みまたは開封済みの場合、これまでは一部カテゴリーの商品でのみ購入者への返金額の一部を減額しておりましたが、2014年3月10日以降は、返金額の一部の減額をすべてのカテゴリーの商品に適用します。
変更対象カテゴリー別に見てみると、
- ホーム&キッチン
- おもちゃ&ホビー
- スポーツ&アウトドア
- 時計
- ジュエリー
- ベビー&マタニティ
- ペット用品
- 文房具・オフィス用品
- 楽器
- DIY・工具
- カー&バイク用品
- ヘルス&ビューティー
これらのカテゴリー商品は、購入者都合の返品で使用済みまたは開封済みの場合、返金額は原則商品代金(税込)の50%となります。
- 服&ファッション小物
- シューズ&バッグ
この2つのカテゴリー商品に関しては、
FBAの場合、購入者都合による上記カテゴリー商品の返品で、Amazon.co.jpが返品された商品を使用済みと判断した場合は、原則返金なし(返品不可)となります。ただし、一部の商品を除き、試着は対象外とします。
出品者出荷の場合、購入者都合による上記カテゴリー商品の返品で、出品者様が返品された商品が使用済みと判断した場合は、原則返金なし(返品不可)となります。ただし、一部商品を除き、試着は対象外とします。
※ピアス及び下着(靴下、ストッキング、レギンス、スポーツレギンス、タイツ、スパッツなどを含む)は引き続き、試着すると返品不可となります。
このように記されています。
これまでの開封済みでも全額返金というのが逆にすごいですよね。
これまではやろうと思えば、一度使って用済みだから返品して全額返してもらうという、無料レンタルのような形で利用できたわけです。
販売者側からすればたまったもんじゃありませんよね。
しかしそういった輩が存在するのも事実です。
そのような納得いかない返品に嘆いている話はよく耳にしますからね。。。
FBAと自己発送で適用開始の基準が違い、
FBAの場合: 2014年3月10日以降にアマゾン返品係に到着した返品商品
出品者出荷の場合: 2014年3月10日以降に購入者が返品リクエストをした返品商品
というようになっています。
Amazonはどう変わるのか
では今回の返品ポリシー厳格化によって、Amazonはどのように変化していくのでしょうか。
これまで返品することを前提で購入していたような層があまり購入しなくなり、売上自体は減るかもしれません。
でもその分返金額が減るので結果的にプラスになるのか?
でもでも全額返金に安心して購入していた一般層の客の購入が鈍るかもしれない・・・・。
とまぁ数字に関してはこんな簡単な話ではないかもしれませんが、一つ言えるのは購入者のモラルは上がるのかなということです。
あまり利用者を甘やかしてるとモラルは下がる一方ですし、クレーマーばかり集まってきます。
既にAmazonは誰もが知る超大手ネット通販業者になっているわけですから、これくらい厳しくするのは当然だと思います。
もう顧客を篩にかけて優良な顧客だけをターゲットにビジネス展開しても十分やっていけるでしょう。
購入者の質が上がれば販売者も増えますし、そうなればAmazonの利益も上がっていくでしょうね。
今回の返品ポリシー厳格化は、そういった方向性へ向かう一つのアクションなのかもしれません。
これまでもAmazonは細かい規約変更を繰り返してきましたし、どんどん進化しているのは間違いないです。
利用者全体にとって良い方向に変わっていってもらえると嬉しいですね^^
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