Googleの検索結果といえば1位が一番クリックされる確率が高く、順位が下がるにつれてクリック率が下がっていくのが常識。
しかし、検索結果10位は8位や9位よりもクリックされるという興味深い情報が出てきました。
これはいったいどういうことなのでしょうか。
この情報は米Googleのソフトウェア エンジニア、Paul Haahr氏が最近発言した内容です。
Googleの人間が直接口にした言葉なのでおそらくこれは事実です。
これまでの常識を覆すような情報なだけにちょっとワクワクしてしまいました。
7位には負けるが8、9位には圧勝
10位は8位や9位よりもクリックされるということですが、最初はちょっとした微差なのかと思いました。
「まぁちょっとくらいの差なら、そういうこともあるだろう」と。
しかし、8位と9位のクリック数を足しても10位のクリック数に敵わないというのです。
つまり10位の方が圧倒的にクリックされているということです。
なかなか信じがたい情報ですが、だからこそ興味深い。
どうやら、「検索結果の2ページ目に行きたくない」という心理が働いてこのような結果になったと考えられているようです。
確かにそれもそうなのでしょうが、僕はそれ以外の理由もあると思っています。
「10位は下から見れば1位だから」
10位というのは検索結果1ページ目の一番下になります。
つまり、下から見た場合は1位になるのです。
検索結果のページが表示されて、1位や2位に自分が求めている情報がなさそうであれば、とりあえず流し読みしながら一番下まで見ていく人が多いと思います。
そして一番下までスクロールすると、今度は下から上に上がっていきながらもう一度読み返すのです。
このとき、下から見ていくので10位が一番最初に目に入ることになります。
そうなんです。
この状況の場合、10位は1位に変身するのです!
笑う人もいるかもしれませんが、これは自分の体験からしてもあり得ない話ではないはず。
これも一つの仮説としてあってもいいのではないでしょうか。
”10位は隠れ1位”なのです。
しかし7位には負けるそうなので、このマジックが効果を発揮するボーダーラインが7位と8位の間ということなのかもしれません。
まとめ
10位は隠れ1位という仮説は完全に個人的な見解です。
2ページ目に行きたくないからという理由だけではしっくりこなかったので自分で考えてみた結論です。
正解はわかりませんが、こう考えるとなんだか夢がありますね。
10位を狙うのは1位を狙うよりも難しいでしょうからね。
この仮説を信じるか信じないかは、あなた次第です。
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