本日、2016年1月15日からヤフオクのYahoo!かんたん決済手数料が無料(特定カテゴリは除く)になるという落札者にとって嬉しいニュースがある一方で、3月1日からYahoo!プレミアムの会員費が値上げされることとなりました。
この値上げによるYahooの本当の狙いはどこにあるのか。
また、加入者はこの値上げにどういう対応をするのでしょうか。
値上げにより会員費はいくら変わるのか
今回のYahoo!プレミアム月額会員費の値上げは2012年10月以来のこと。
これまでの380円(税別)から3月1日以降は462円(税別)に値上げされます。
その差82円というのは、地味に大きな金額です。
加入者にとって月額82円(税別)の値上げというのは、年間にして984円なので大した金額ではないと感じるでしょう。
しかし、Yahoo!プレミアムが会員数1000万人を突破していることを考えると、ヤフーにとっては年間100億円規模の増収となります。
この金額はいくら天下のヤフーとはいえ軽視できない数字でしょう。
値上げによるYahooの狙いとは
ではこれだけの値上げをする意味、Yahooの狙いはどこにあるのでしょうか。
今回の値上げについてヤフーは次のように説明しています。
この度Yahoo!プレミアムでは、「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」「ヤフオク!」など、Yahoo! JAPANでの買いものをもっと安心・お得にご利用いただけるよう『お買いものあんしん補償』の適用サービスと補償内容の拡充をはじめとした会員特典の充実を行うとともに、会員費を改定させていただきます。
表向きの発表としては補償内容の拡充を謳ってはいますが、金額が金額だけに本当にこれだけの為なのかは疑ってしまいます。
これにはホリエモンこと元ライブドア社長・堀江貴文氏も、
親会社ソフトバンクの資金調達対策なのではないか、なんて思ってしまうな…
…。
とコメントしています。
実際のところはわかりませんが、それだけインパクトのある値上げとなったということは言えるでしょう。
加入者の反応・対応は?
では実際にYahoo!プレミアムに加入している人はどんな対応をしているのかというと、今のところ受け入れるしかないというのが現状でしょう。
ライトユーザーでも月額82円という金額なら「退会するのも面倒だし、82円ならまぁいいか」となる人が多いでしょう。
Yahooがインフラ化しているヘビーユーザーであれば、尚更その傾向が強いのは言うまでもありません。
Yahooからしてみれば当然こういった心理も十分考慮した上での値上げ金額なのでしょうね。
まとめ
久しぶりのYahoo!プレミアム会員費値上げとなり大きく取り上げられることにはなりましたが、今回の値上げによって大きな動きはないと予想されます。
大幅な会員数減ということにはならないでしょうし、膨大な顧客を囲うことの強さを見せつけられたという感想です。
この規模はさすがに個人レベルでは真似できませんが、こういった動きはビジネスのヒントとして本質を掘り下げてみると勉強になるなと感じました。
コメント
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プレミアム会員特典で観れていたGyaoが有料になったのは腹立たしい限り。
Gyaoの作品少なすぎて有料版に入るメリットも無し。
コメントありがとうございます!
GYAOは確かに微妙ですよね。
イマイチ普及していないし。
今後大きな改善がない限り会員数は伸びないでしょうね。